
坐
禅
臨済宗妙心寺派蓮華寺住職、花園禅塾塾頭
羽賀浩規
ご挨拶
日々の暮らしの中
背を丸め、意識もしない浅い呼吸をして
なんだかスッキリしない毎日を送っていませんか?
私たちの日常は、一人になる場所も時間も持ちながら
一人になりきれず
スマホ、パソコン、テレビなどの媒体につながり、
常に心も頭も揺れ動いています。
それらと離れて背筋を伸ばし
ゆったりと呼吸し、静かに坐る時間。
心と身体に気持ち良い時間を味わってみませんか?
臨済宗妙心寺派蓮華寺住職、花園禅塾塾頭
羽賀浩規
坐禅の要素は三つ。
「調身」「調息」「調心」
先ずは、リラックスした状態を作るために
体操して身体を解しながらゆったりとした
呼吸を馴染ませてゆきましょう。
体操は中国の八段錦と言われるものをベースにしています。
自宅でできる おうち坐禅のススメ①
~外側が慌ただしいとき ご自身の内と向きあえる時間も大切に~
(椅子に座った状態でも構いません。極端に負荷の掛からない心地よい態勢で行ってください。)
「調身」「調息」「調心」
第①~②回目は「調身」のやり方。
わたしの坐禅会の場合、先ずはリラックスした状態を作るために体操します。
身体を解しながらゆったりとした呼吸を馴染ませてゆきましょう。
体操は中国の八段錦と言われるものをベースにしています。
自分が良いと思うものを取り入れてますので、だんだん体操の時間が長くなってきました。
身体を伸ばす、解す、開く、を意識して自分なりの体操で構いません。
リラックスできる様に、そしてそこにゆったりとした呼吸を馴染ませていきます。
これが第一段階です。
第④回目は「調息」のやり方。
第①〜③回で身体の点検が済んだら、
次は調息。
呼吸を観て行きます。
とにかく静かにゆったりとした ~気持ちよく~ が大切です。
鼻から吸って胸を通ってお臍の下に大きな袋があってそこに入るように。 そして吐く時はお腹の力を少しだけ入れてお臍の下にある袋から出してあげます。 胸を通って鼻から吐いていきます。
~気持ちいい~ と念じながら気持ちいい呼吸をしましょう。
随時更新中 2020/4/21